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【大学院留学準備】アメリカ大学院の奨学金付きプログラムALLEXの紹介

2020年度の海外進学を目指そうと決意したのは2018年の終わり頃でした。その中でも、最も合格したいという思いが強かったのがALLEXプログラムです。幸運なことに、このプログラムを通して、ミシシッピ大学の大学院に進学することが決まりましたが、残念ながら今年度はコロナウイルスの影響で急遽キャンセルとなってしまいました。しかし振り返ってみると、ALLEXプログラムに応募したことで本当にたくさんの素晴らしい人々に出会うことができ、将来の進むべき道も具体的に見えてきたので、このプログラムに感謝しています。ぜひALLEXプログラムの良さを広めたいと思ったので、私がおすすめしたい理由を書いていきます。応募条件など詳しく書いてあるので興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。

ALLEX Foundationとは?

ALLEX(Alliance for Language Learning and Educational Exchange)は1988年に設立された北米大学教育交流委員会を引き継いだNPO団体です(詳しくはホームページをご覧ください)。選考に受かった日本人に日本語教授法の研修を提供し、アメリカの大学等の施設に派遣することを通して、日本語教育をアメリカに広げています。

ALLEXの奨学金プログラムには2年間のTA(Teaching Associate) プログラム(ティーチング アソシエイト プログラム)と1年間のフェロー(Teaching Fellow)プログラム(フェロー プログラム)があります。どちらのプログラムでも選考に受かって参加費を支払えば、TAとして日本語講師をすることで任期中の授業料住居費食費が免除されます。私が応募したのは、修士号が取れる2年間のTAプログラムです。

私がALLEXをおすすめする理由

もちろん普通にアメリカの大学に進学するよりも、ALLEXプログラムを利用することで費用が大幅に抑えられる、ということもメリットの一つです。しかし、お金のこと以上にALLEXプログラムには魅力があります。私がALLEXをおすすめしたい理由は、大きく分けて以下の3つです。

大学の日本語講師をする経験

まず外せないのが、「アメリカの大学で日本語講師として働く経験が積める」という点です。しかも応募の時点で日本語教育についての資格や経験無しでも、です!私は過去にアメリカのミネソタ大学で1年間の交換留学時に寮のカフェテリアでアルバイトをしていましたが、そのとき「留学生として仕事を探すのは大変だ」と感じていました。学生ビザでは週20時間しか働けません。大学周辺には多くの地元の学生が暮している中で、働くことのできる時間に限りがある、ネイティブではない留学生が特別な資格無しで働くことができる職種には限りがありました

大学院応募とは別に奨学金も応募する方法や、学生になってからTAのポジションや奨学金を探す方法もあるとは思います。しかし、大学院受験に加えて奨学金応募の準備をするのは、時間的にも精神的にも大変です。また現地に行ってからTAポジションや奨学金を探すのは、もし得られなかったときのことを考えるとリスクが高すぎると感じていました。

その点、ALLEXプログラムを通して派遣された場合、アメリカの大学で日本語講師として働くことが条件となっています。言い換えると、日本語講師としてのポジションが約束されているということです。しかも、派遣前の日本語教育研修サマープログラムを通して、トップクラスの先生方から仲間と共に、必要なことをしっかり学ぶこともできます。このような経験は、「やりたい」と思ってもなかなかできるものではなく、また教育界でやっていきたい私にとって、なんとも魅力的なものでした。今後のキャリアにおいても日本語を大学で教えた経験があれば、大きく役立つだろうと確信しています。

プログラムを通して出会える先生方

ALLEXプログラムで出会うことのできる先生たちは尊敬できる方ばかりでした。私は応募前に専攻についてメールで質問しましたが、そのときもALLEXの先生がとても親切そして親身になって答えてくださり感動しました。日本語で問い合わせができることも安心でした。

全体的にALLEXで担当してくださる先生方は、経験・キャリア・適性を考えた上で、受験者にとって一番良い選択ができるようにと最善を尽くしてくださいます

一人で情報を集めつつ準備をしていたときに比べて、アメリカの大学のシステムをよく理解されていて、多くの学生のことを見てこられた先生方に気軽に質問することができるということが、ものすごくありがたかったです。

例えば、私の場合は卒業後の進路と、数年後の目標との間にギャップがあり、今の時点でどの学部に進学するのが良いか悩んでいました。アメリカの学部情報を調べても大学によって様々なコースが存在するので、果たしてどれが自分の経験とやりたいことにマッチしているのか、自分なりに模索したものが合っているのか、自信がありませんでした。ALLEXプログラムの合格がわかる前から、その状況を聞いて良い情報を教えてくださった先生方に励まされたおかげで、前向きに準備を進めることができました。

大学や大学院進学は、人生の中でも大きな選択だと思っています。面接や時にはSkypeで、アメリカの大学をよく知っていらっしゃる先生方に相談に乗っていただくことができ、生の声を元に適切なアドバイスをいただけたことで、大学院で学びたい内容がより明確になりました。

サポートの手厚さ

今回、コロナウイルスの影響によって普段とは異なる状況になったとき「ALLEXプログラムにしていてよかった」とより実感しました。アメリカ中、世界中が混乱し状況が日々変わる中、アメリカで働いていらっしゃる先生方に最新の情報を共有していただけてありがたかったです。来年度のことも早い段階で決断をしてくださり、ALLEX生のことを考えた選択肢をいつも考えてくださっていました。具体的にはコロナによりキャンセルしたとき100%返金してもらえるということ、2020年度のサマープログラムはオンラインで行うことや、2020年度のプログラムの中止決定のことなどです。

先生方もアメリカで日本語を教えていらっしゃって、お忙しい中でベストを尽くしてくださっていることをメールの文面からも感じ、コロナの状況に不安を感じている中でも「一緒に頑張ろう」という先生方の温かい気持ちが伝わってきて嬉しい気持ちになりました。アメリカを含めた世界中のコロナウイルスによる状況が早く落ち着いて、平穏な日々が戻ってくることを願っています。

どんな人におすすめか

アメリカで大学に行きたい人全員におすすめしたいくらいですが、中でも以下の人にALLEXプログラムをおすすめします。

・教育分野で経験を積みたい人

・日本語教育に興味がある人

・アメリカの大学で教えたい人

・アメリカの大学の先生方の生の声が聞きたい人

・志の近い仲間と出会いたい人

・留学にかかる費用を抑えたい人

おわりに

私は決してALLEXで働いている訳ではありません。しかし今回の応募を通して、ALLEXプログラムのファンになりました。残念ながら2020年度の派遣は、安全性を考慮して中止となってしまいましたが、できたらぜひまた参加したいと思っています。ALLEXプログラムに応募したことを通して日本語教育のことにも興味を持ったので、状況を見て今後のことを考えつつ、今年度の日本語教育能力検定試験での合格を目指して日本語教育の勉強を自分で始めようと思っています。

今まで知らなかった世界のことを知ることができ、また自分のこれからの進みたい道もより明確になり、ALLEXプログラムに感謝しています。これからアメリカ大学・大学院進学を考えている人にぜひおすすめしたいと思って、記憶に新しいうちに記事にしようと思いました。

アメリカでも日本でも、世界中で不安な時期ですが、少しでも早いコロナウイルスの終息を願っています。

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