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【大学院受験準備】教師としてフルタイムで働きながらアメリカの大学院受験合格までの道のり

大学院留学って・・・?

教師として働き始めて約半年が過ぎた頃・・・日々忙しく、覚えることでいっぱいいっぱいだった時期を乗り切り、少し余裕が出てくると、大学時代から常に頭にあった「大学院」の文字が再び、頭に浮かんできました。

キャリアを考えていく上で、自分にとって大学院は「20代のうちに達成したいこと」の一つに入っていました。大学を卒業するときにも大学院の道を探るべきか働くべきか迷いましたが、大学出たての身にとって金銭的に厳しかったことと、また職務経験を積んでから大学院に進みたかったという理由から、就職することに決めました。振り返ると、その選択には、アメリア留学時代を含めて、これまでに出会った大学院生から聞いた話が影響していると思います。大学を卒業してそのまま大学院に入る人ばかりではなく、一度就職して職務経験を積み、学びたいことを固めた上で大学院に入り直す人や、子どもができてから大学院に入り直すお母さん、そして職場からの派遣で大学院に入る人と、バックグラウンドも様々な人がいることを知りました。

仕事をしていると毎日が楽しくも忙しく、あっという間に過ぎていく中で、「このままではだめだ。しっかり大学院準備も進めよう!」と考えるようになりました。とは言っても、当時ベトナムで働いていたので日本にいるときのように人に聞いて情報を集めたり、手続きを簡単に行ったりすることは簡単にはできなかったので、全てオンラインで(どうしてもできないものは親頼みで)準備を進めていきました。また大学院に行ってからお金がかかることは想像できたので、事前準備の段階ではできるだけお金をかけずに、自力で情報を集めていました。

大学院に行くと決めてから、まずしたこと:自己分析と周囲への発信

大学院に行こうと決めてからまず行ったのは、自己分析です。とは言っても大袈裟なものではないのですが、漠然と「譲れない条件」を、自分の言葉でノートに書き出してみることから始めました。そうすると、なぜ大学院にいきたいのか、自分でも気付かなかった理由がわかってきて、どのような情報を集めたら良いのか手掛かりになりました。

また「大学院にいきたい」ということを、積極的に周りの人に話すようにしました。叶えたい夢や目標があるときに人に話す、というのは効果的な方法です。自分の中で揺らいでいることでも、人に話すことで考えが固まって、やる気が出てくるものです。もしかしたら話を聞いた人から、有力な情報をもらえるかもしれません。

自己分析と、周囲への発信を行っているうちに、大学院に行きたい自分の気持ちが少しずつ育ってきました。この時点で、譲れない条件が次の3点に絞れていました。

  • 英語で修士の勉強ができること
  • 生活費等も入れた出費が300万円以内であること
  • 卒業後、教育分野で国際的に働いていくために有利であること

条件が絞れた時点で、海外の大学院という選択肢が浮かび上がってきました。「できたら来年、できなくても再来年には大学院に行くんだ」と成功したときの姿をイメージして、いよいよ情報を集めることにしました。

インターネットを使った情報収集のやり方

仕事から帰って寝るまでの数時間と、休日を使って、コツコツと情報を集めていきました。主に読んでいたのは、大学院留学経験者が日本語で情報発信しているブログ奨学金の募集要項、そして大学院の募集要項です。また、留学エージェントのホームページも必要な情報がまとめられていてわかりやすかったので、よく覗いていました。(会員登録していたものもあります。)仕事後の疲れているときには日本語で読めるブログ、休日の頭が元気なときには英語で書いてある大学のページを、翻訳しながら読んでいました。また、大学院に行っている友人には積極的に連絡をとって、実際に通っている感想や、行った準備等の話を聞かせてもらいました。

世界中のプログラムの中から自分に合った大学院の募集要項を調べるのは、本当に骨の折れるものでした。調べるときには、以下のようなキーワードを組み合わせて、検索エンジンに入れて、片っ端から読んでいきました。その中で、自分の条件に合っているものや、面白そうと感じたものを、自分でExcelファイルにホームページのリンクと共にまとめ、後からそのサイトにたどり着けるようにしていました。

検索エンジンに入れて調べたキーワードの例

master(修士)  education(教育)  TESOL(英語教授法の資格の名前) 
international student(留学生)  cost(費用)  scholarship(奨学金)  
Excelにメモしておいた項目の例

国  地域  大学名  プログラム名  学ぶことのできる内容  期間  金額  応募条件  奨学金の有無  提出物  
応募時期(これ重要です!)  推薦状の有無  インターンシップの有無  使用言語  URLのコピー

国によっては留学生であっても大学の授業料が無料なところがあること(2019年の時点ではドイツやノルウェー等)、面白そうな奨学金プログラムがあること(ALLEXのTeaching Associate ProgramAsian Peacebuilders Scholarshipなど)、そして日本で仕事をしながら海外の大学院へオンラインでの進学を両立させている人がいることなど、具体的なことがわかってきました。

応募したいプログラムの絞り込み

ここまできたら、事前準備としてはあと少しです。自分の応募したいプログラムの目星がついてきたところで、いよいよ本格的な準備に入っていきます。リストアップしたプログラムが、一番はじめの自己分析で考えた、「譲れない条件」に合っているか徹底的に吟味し、可能性を考えます。このときに、難しそうに見えてもすぐに諦めるのではなく、柔軟な発想で考えることが大切です。例えば、学ぶことのできる内容が自分のやりたいことに合っていても、学費が毎年300万円かかり「生活費等も入れた出費が300万円以内であること」の譲れない条件に合っていないので、選択肢から外すということがあるかもしれません。しかし、授業料と生活費を全額出してもらうことのできる奨学金制度と組み合わせるという手を使えば、不可能ではないですよね。実際にその国に住むことを想像して、生活費や居住費もインターネットで調べてみると、より現実的な予算もわかります。また、どうしても書かれていることだけではわからないときには、思いきってメールで担当者に聞いてみるのも手です。担当者に状況や質問事項を話して、直接教えてもらえれば最新の情報を元に検討することができます。

結論から言うと私はここで、可能性を3つまで絞り込みました。「3.インターネットを使った情報収集のやり方」で先述した、ALLEXのプログラムと、他にはドイツの大学のプログラム、ノルウェーの大学のプログラムです。(詳しいことはまた別の記事で書きます。)

プログラムを絞るときに、2つのことに配慮しました。合格可能性応募時期です。私は自分の英語力や大学での成績、専門性を考えて、あえて合格可能性の高いところと、少し難しいかもしれないけど挑戦したいところを選択肢に入れました。また、複数のプログラムの応募時期が被ることのないよう、自分の仕事のスケジュールとも照らし合わせながら、無理のないスケジュールが組めるよう配慮しました。ここからのプロセスで、一番大切になってくるのは、計画性です。応募を決めたプログラムの応募時期を何度も確認し、応募のために提出する必要のあるものをリストアップしました。プログラムによって必要なものは違うので要確認です。ちなみに、私が大学院に向けて集めたものは以下のものです。

  • IELTS 6.5 以上(TOEFL iBT80)
  • GRE (VerbalとQuantitative300以上 Writing 最低3.0)
  • 志望動機書 英文エッセイ
  • 推薦状 3通
  • お金
  • 大学の成績証明書(英文)
  • 各種応募用紙
  • 残高証明書
  • サンプルエッセイ

いよいよ大学院準備へ・・・(続く)

大学院留学決心後、ここまでのことを紆余曲折しながら半年以上の期間をかけて少しずつ調べていきました。この経験から、海外大学院についてのリサーチ・出願準備は十分世界のどこからでもできることがわかりました。今の時代はインターネットの普及によって、私のように海外から準備する人にも門戸が開かれているので、挑戦するかどうかはあなた次第です。

お金に余裕があって時間を無駄にしたくない人は、留学エージェントに相談するのも良いと思います。やはりプロに聞くのは確実で安心です。それでも、その前にできるだけ自分で調べられるところまで調べて、必要なところだけ留学エージェントを頼れば、全て人に頼るときとは異なり、かかるお金留学への自分の意識も全く変わってくると思います。留学や進学は、人生の中でも大きな選択です。少しでも行きたい気持ちがあるのなら、後悔のないように、気になることを少しずつ調べてみるという一歩が、その数年後を変えるかもしれません。

この続きはまた別の機会に、まとめていきます。

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