海外在住の日本人のみなさん、ふとした瞬間に「ああ、日本が恋しいな」と思うことがありませんか?
ホームシックになったときに一時的にでもそのまま日本に帰れればいいのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
今回はそんな人のためのホームシック対策を5つご紹介します。
目次
海外生活は楽しいこともあるけどストレスフルなときも
留学に仕事にワーホリに、様々な理由で海外在住の日本人が世界中にいます。
海外生活で日本と勝手が違うことがあり、楽しくもありますがそれが逆にストレスなこともあります。
いろいろ嫌なことが重なって「日本の家に帰りたい…」となったことありませんか?
私は結構ありますよ(笑)
そのホームシックによるストレス、対策をしないで放っておくと心の病気につながったり体を壊したりということに繋がってしまうかもしれません。
なんとかホームシックによるストレスを軽減できるといいですよね。
海外生活6年目の私が、どんなホームシック対策をしているかご紹介します。
① 日本食にアクセスできるようにする
少しお金や手間をかけてでも、食べたいと思ったときに日本食にアクセスできるような環境を整えておくことは大事です。
海外では日本食レストランで外食したり日本食材を買ったりすることが、日本にいるよりも高くつくことがほとんどです。
その分輸送費などもかかっていますしね。
だけど高いからといってまったく日本食を食べないというのも、逆にストレスの原因となってしまいます。
自分で作れるものは自分で作りつつ、日本食レストランが近くにあるのならここぞというときに外食するのがおすすめです。
ちなみに、私の家には日本からもってきた食べ物や調味料が大量にあります。
それもそのはず、日本からもっていくスーツケースの大半が日本食なんです。
そして新しい場所に行ってまずはじめに確認するのが、近くのアジアンマーケットの場所です。
ホームシック対策にもなる海外でのお金のかけどころのOnとOffバランス
私は普段はどちらかというと節約家で、必要のない外食やカフェ代は払わず、できるだけ自分で作ることでお金をかけないようにしています。
でも、日本食だけは特別です。
自分の「幸福度」を左右するものなので、日本食材をネットなどで値段を気にせず手に入れたり、日本食に食べに行ったりとここにはお金をかけます。
なんでもバランスが大事です。
例えば毎月1回は日本食レストランでご飯を食べることを目標にして、それ以外では基本的に自炊するなどの工夫ができます。
ストレスをためずにゲーム感覚で、自分が「幸せ」と感じられるもののために計画をたててリズムをつくると楽しいです。
他にもうちの冷凍庫にはいつも納豆を常備しており、なくなったら週末に買いに行きます。
梅酒もいざという時のためにストックしています。
何かをやりおえたときや、ほろ酔い気分になりたいときに一人家飲みします。
ホームシックの対策として一番手っ取り早く工夫できるのが食です。
② 現地で積極的に行動し友達を作る
ホームシックになったなら、同じ海外在住同士の日本人でもそれ以外でもいいので、友達を作って気持ちを吐き出すのも有効です。
「ホームシックでつらいんだよね。」と友達相手に話すだけでも気持ちが軽くなるものです。
自分の居場所をもつということは精神面において重要です。
日本で友達が多かった人は特に海外に行って言語の問題などで友達が作りづらいと寂しい気持ちになりやすいです。
積極的に動けるときに動いて、「気の合う友達」を作りましょう。
1人ではできないことも、ある程度の人数がいればできることもあります。
車を借りてレンタカーとか、お金を出し合って料理を一緒に作るとか、ゲーム大会をするとか…。
日本にいないとできないこともあるけど、その時その場所でしかできないことも必ずあります。
どこにいてもその一瞬一瞬を楽しむ努力をする人が、幸せになれます。
実際に私も人との出会いに救われたことも多々あります。
はじめての留学先の大学でママさん学生と仲良くなって自宅にお呼ばれしたことがありました。
そのお家のお子さん2人と遊んでご飯をみんなで食べて、久しぶりの家族の時間がどんなにか嬉しかったか忘れられません。
初めての留学先では日本人留学生対象のサポートグループがあって、現地にすむたくさんの日本人家族と出会える場がありました。
2、3ヶ月月に1回くらいの日本食パーティーを催してくれたので、日本食を大人数で食べれる癒しの時間でした。
尊敬する先輩の言葉に「どんなにしんどいと思える場所にも、頑張っているあなたを見て応援してくれる人が必ずいる。そんな人を見つけて、一緒に頑張ることで人生なんとかなるもんだ」というのがあります。
その先輩は職場のことについて言っていたのだけど、私は海外生活にも当てはまると思うんです。
自分が努力して日々過ごしていたら日本人であろうが外国人であろうが、そんな自分を応援してくれる人に必ず出会えます。
その出会いに感謝しつつ、生かしていけたら困難も学びの経験になるはずです。
③ フリータイムは積極的に好きなことをする(日本語もOK)
空いた時間にはとことん好きなことをしましょう。
それがホームシック対策にもなります。
わたしの場合は好きなことをできていると、ザワザワしていた気持ちが落ち着きます。
その好きなことが体を動かすことでもいいし、日本語でもいいです。
海外在住だあかといって、いつもいつも挑戦し続ける必要はありません。
OnとOffのメリハリをつけて、「やりたいことをする」時間を作りましょう。
趣味に没頭する時間は最高のストレス発散になりホームシック対策にもってこいです。
ひきこもって自分との時間を楽しむ時間が必要な人もいます。
私はそういうタイプです。
よく多くの人と交流する機会あったら、反動で家で静かに過ごしたい気持ちになります。
無理せず、自分に休息や静かな時間が必要だったら自分を労わる時間をつくりましょう。
④ 日本の友達や家族とはSNSでなく、個人的に連絡をとる
ホームシックのときは特にSNSばかり見ないようにしましょう。
SNSでキラキラした写真を頻繁に見ていると「この楽しそうな場所に自分はいけない」とついつい自分の環境と比較してしまいがちです。
SNSはたまにみる程度にして、会いたい人、話したい人と個人的に連絡をとってメッセージやビデオ電話で連絡をとるのがおすすめです。
初めて留学したときに私はホームシックになって学校のカウンセリングに通っていました。
そのカウンセラーが言っていたのが
「海外にいるのだから故郷の人との連絡を取りすぎず、現地の生活に集中しなきゃ、とストイックな人がいるけどそれは本当はよくない。海外にいるからこそ、本当に連絡を取りたい人たちには積極的にオンラインででも連絡をとることでホームシック対策にもなる。」
ということでした。
大事なのは「よし、またがんばろう」と思えることです。
時差などあるかもしれないけれど、可能なら積極的に日本の人とも連絡をとっていくのがいいです。
⑤ 自分の心をリセットする時間を作る〜散歩・瞑想・日記を書くなど
ホームシックになるときって感情がたくさんあって自分で処理できないときがあります。
そんなときは自分の心と向き合う時間をとるのも大事です。
私は心に感情が溜まりすぎたと感じたら、日記に気持ちをとにかく書きます。
書いて書いて書きまくっていると自分が何に腹をたてているのか、何のことを恋しく思っているのか、自分の気持ちが見えてきます。
自分のことだからこそ客観的にみれないものなので、あえてワンクッションおくと見えてくるものがあります。。
瞑想などで意識的に心を落ち着ける時間を作るのもいいです。
私の場合はメンタルケアのため(とダイエットのため)に水泳を始めました。
水の中で夢中になって泳いでいるとき「無」になる感覚があります。
日常生活でいろいろあっても、水泳の時間にリセットされる気がします。
他にもヨガ・散歩など体を動かしてスッキリするのもいいかもです。
自分に合った方法で心のメンテナンスもしてみましょう。
まとめ
「海外在住の日本人のための5つのホームシック対策」をご紹介させていただきました。
①日本食にアクセスできるようにする
② 現地で積極的に行動し友達を作る
③ フリータイムは積極的に好きなことをする(日本語もOK)
④ 日本の友達や家族とはSNSでなく、個人的に連絡をとる
⑤ 自分の心をリセットする時間を作る~散歩・瞑想・日記を書くなど
なにがホームシック対策に有効かは人によって異なるものです。
いろいろ試してみて合いそうなものをとりいれてみてください♪
そして試してみてもあまり効果がないほど重症で、可能であるのなら一度日本に帰ってしまうのも手です。
休息時間を経て充電できたらまた頑張れるかもしれません。
何事も挑戦するためには心と体が元気でないとできません。
たまには自分を甘やかして、いつもよく頑張っている自分を認めてあげましょう!
☆ 外国人の友達が作りたいのだけど外国人とどこで出会えるのだろう。。。
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