「いつかはアメリカに住んでみたい。」
そう思っている人が多いのではないでしょうか。
日本を含むどんな場所にも「良い面」と「悪い面」があります。
今回は日本人がアメリカに住むことのメリットを書いていきます。
目次
① 日々の生活で英語の練習し放題
当たり前ですが、アメリカにいると日常生活で使う言語が基本英語です。
朝起きてから寝るまで、人と話すのもテレビを見るのも、手紙を読むのも全部英語ですることになります。
常に英語のシャワーを浴びているのですから、当然英語力が伸びます。
そして英語が話せることは将来どこにいってもアドバンテージとなります。
機会があるときに学んでおいて損のないものです。
毎日が勉強で大変ですが、その分生きた英語が学べるチャンスです。
② 実力主義でチャンスが多い
年功序列の考えが強い日本では、働いている会社が大きければ大きほど、たとえ才能があっても若いと重要な役職につきにくいのが現実です。
一方アメリカでは、実力があれば若くても高いポジションにつけくことができます。
裏を返せば実力がなければ長く会社にいても自動的には高いポジションにつけないというシビアな面があるのもアメリカです。
アメリカでは年下の上司が年上の部下に指示をしている場面を見ることが珍しいことではありません。
実力さえ認められれば、年齢に関係なく昇進できるというのは活躍できる機会が多いということです。
英語のネイティブスピーカーではない日本人にとって、アメリカで活躍するのに言葉の壁はあるかもしれません。
英語のネイティブスピーカーと対等にわたっていかなければいけないわけですから。
でも逆に努力して語学やスキルを磨けば、それが認められるのがアメリカです。
努力した分成功しやすい
「良い教育を受けたもの」「努力したもの」にチャンスが訪れやすいアメリカ。
競争率は激しいですが、移民・英語ネイティブに関係なく、実力が認められれば成功できるチャンスがあります。
移民が多いアメリカで、「英語ネイティブじゃない」ことはそんなに問題じゃないです。
英語力さえ身につければ、実力さえ認められれば、アメリカ出身じゃないことは関係ありません。
国の成り立ちを考えれば、ほとんどのアメリカ人が祖先を辿ればアメリカ出身じゃないのですから。
「アメリカンドリーム」という言葉があるように、そのチャンスをもとめて世界中からいまも人がアメリカに集まってきます。
アメリカ出身じゃない日本人でも、努力次第で成功するチャンスがあります。
世界の「最先端」が集まる国
世界の経済の中心で、最先端が集まるアメリカ。
FacebookやGoogle、Appleといった名だたる企業の本社がアメリカにはあります。
聞いた話によると大学院での博士以上の研究者は、アメリカでは給料をもらって研究するらしいです。
日本では博士課程に進んでも「お金を払う」立場である人が、アメリカにいけば同じ研究をして「お金を貰う」立場になるのなら、優秀であればあるほどアメリカにいきたいと思うのではないでしょうか。
「才能のある人をお金を出してでも育てよう」という「攻め」の姿勢のアメリカ。
こういうところがアメリカにいまでも人が集まり続け、人材も情報も集まる理由ではないでしょうか。
そういう事情があって「その業界のトップ」が集まるアメリカ。
極めたいものがある人にとっては、アメリカは成長できるチャンスが多いです。
アメリカで流行ったものが半年遅れて日本で流行り出すなんてこともあります。
最新アイテムをリアルタイムで楽しむことができるのもアメリカに住んでいる人ならではの特典です。
③ 日本のことを客観的に見れる
アメリカだけに限らず、海外に住むと日本のいいところ、よくないところに気づく機会が多いです。
中にどっぷり浸かってるときには分からないものでも、比べるものがあると客観的に見ることができることがあります。
海外いて生活するということは、いままでになかった日本での生活とは違う視点を得るということです。
日本人代表として、日本について説明することで勉強になったり、外から自分の国を見つめ直したりすることで見えるものがあります。
アメリカはみんな違うのが当たり前の国なので、「あなたはどう考える?」「あなたの国ではどう?」といった質問をされる機会が本当に多いです。
「質問すること」は相手に興味を示しているという意味で推奨されている感じがあるので、アメリカ人は結構質問することに対して躊躇しません。
自分の場合は日本に関することもそうでないことも、どんどん聞かれて答えているうちに、意外と自分が日本や日本の文化について、人に説明できるほどは知らないということに気付きました。
そのあとNHKの日本文化を英語で解説している番組をみては、日本に来たことない人に対して、自分にとって当たり前の日本の文化をどうやって英語で説明したら良いものか勉強したものです。
いまでも日本のことで説明できないことに出会うとインターネットで調べています。
そうやって情報をアップデートしていくことで、自分が知らなかった知識を知ったり、日本の良さを改めて知るよい機会となります。
また日本について外国人に話したときの新鮮な反応で、日本の良さを再発見することもあります。
例えば「日本のトイレは挨拶してくれるなんて、礼儀正しいトイレなんだね!」と外国人に言われて初めて、「言われてみればトイレが話しかけてくることは普通じゃないのか!」と新たな視点が生まれました。
④ 他人から受けるストレスが減る
アメリカに住むとストレスが減ります。
もちろんどこに住んだとしても、好きな人も嫌な人もいると思います。
ただ海外だとあまり「みんなと仲良くしないと」というプレッシャーがありません。
アメリカではプライベートな生活について基本的に個人主義の考え方が強く、自分の生活についてしか関心がないので、他人のことについて詮索したりあれこれ口出ししたりしません。
よく日本でありがちな、他人からあれこれ口出しされる、ということが格段に減ります。
そんな社会の雰囲気だと、人は人、自分は自分が良い意味で実践しやすいです。
英語は日本語より話していて制約が少ない
英語は結構「自分の言いたいようにどう話しても構わない」という前提のある言語です。
それには世界での英語の在り方が関係しています。
英語はいまの世界の共通言語なので、ネイティブ・非ネイティブ含めると英語を話す人は13億人以上いると言われています。
それだけ英語が世界で話されているのに、いちいち「正しい話し方」を決めることはもはや不可能です。
そしてネイティブスピーカーだって、使う単語や言い回しは場所によって人によってかわってきます。
アメリカ英語、イギリス英語、カナダ英語...
英語ネイティブといっても「正しい言い方」は無数にあります。
だから特に国際的なマインドをもっている英語ネイティブは、自分が聞き慣れない言い方を聞いたからと言って、気を悪くしたりしないです。
むしろ「そういう言い方があるんだな」と聞き入れるのが普通です。
そういう前提があるからこそ、英語には自分の言いたいように話す自由がある気がします。
英語には敬語がない
英語には日本語のような敬語がありません。
「スラングをフォーマルな場面で使わない」などその場に合わせて言い方を変える、ということは英語にもあります。
でも上下関係や年齢によって敬語を使ったり、本音や建前といった「いうべきこと」「いってはいけないこと」といったことがあったりする日本語に比べると、英語はずっとシンプルです。
特にアメリカでは回りくどい言い方よりも、ストレートな言い方が好まれます。
何でも思ったことを発言してもいい、というのは慣れるとすごく楽ちんです。
日本語で話しているときよりも、英語で話しているときの方が言葉的にはハンディがあるはずなのに、なぜか心理的に気が楽、と感じます。
そして私以外にもアメリカに住んでいる日本人と話していて同じような意見を聞きます。
きっと私たち日本人は日本語で話しているとい、気付かないうちに「相手に失礼にならないように」といろいろ気を遣いながら話しているのだと思います。
少なくてもアメリカで英語で話しているときは相手によって話し方を変える必要がないし、言い方がストレートすぎて失礼になってしまうこともあまりありません。
⑤ 適応力がついて考え方の幅が広がる
前半でも触れたように、アメリカに住んでいる人は世界中から集まっています。
アメリカでは「当たり前」が家族によって、異なるのが当たり前です。
学校にいっても、隣に座っている子と母語も生活環境も主食も宗教も何もかも違うことが普通の環境です。
アメリカではLGBTへの理解も日本のそれより格段に進んでいます。
そんな多様な価値観をもった人が集まる国に住んでいると、必然的に価値観が多様になります。
国際的な環境なので、環境さえあれば英語以外の言葉も学び放題で、都市では多国籍のレストランがいくらでもあります。
世界の国の本格的なローカル料理をアメリカで食べることもできるのです。
自分が知らなかった国の人と関わりがあり、自分の興味の幅も広がります。
さまざまなルーツのある人たちの話を聞いていると、見聞が広がります。
余談ですがアメリカで普通に生活して出会う人と反しているだけで、いくらでもネタが増えます。
日本人が知らない場所の話とか、それを受けて感じたこととか、将来日本に帰ってからも話すことにことかくことがなくなると思います。
ワークライフバランスも考え直せる
日本で定時になっても残業することや休日出勤が当たり前になっていた人が、アメリカに行くとその働き方のギャップに驚くことでしょう。
日本での「社会人としての常識」が、いかに日本でのみ通用する考え方かということを海外にでて思い知りました。
アメリカ人は基本的に休みはしっかりと休み、家族との時間を大切にします。
中にはアメリカ人にも残業する人がいるにもいます。。
アメリカは実力主義の世界だから、結果を出すために「人より頑張りたい」という人もいます。
でも「長く職場にいないと仕事してないと周りの人に思われるのが嫌だからなんとなく」職場にいる、という理由の残業とは違います。
むしろ自分が仕事をすると決めたから、自分の意思で残業する人がいる程度です。
別に定時で帰ったとしても個人の自由なので、そのことで評価が悪くなるなんてことはないです。
例えばクリスマスシーズンが顕著ですが、アメリカ中がクリスマスホリデーに入るので、12月は何もかも時間がかかるようになります。
行政による急ぎの手続きがあるのならば、11月中旬ごろまでには済ませておくことをおすすめします。
郵便局も例外ではなく、クリスマスカードを12月中旬に送っておかなければ、もう1月になってしまうかもしれません。
アメリカ人が正月ではなくクリスマスに手紙を送るので単純に郵送物の量が増えるというのもあると思いますが。
日本みたいに郵便局の人が「何としてでも正月中に届くように」と頑張って仕事をしてくれるスタイルではありません。
サービス業に日本とアメリカの違いが顕著にでます。
日本のような「お客さまが神様」という考えは薄く、アメリカでは「自分の仕事をやったら終わり」という働き方が普通です。
皆がその考え方の社会だから、働く側になるとワークライフバランスがとりやすく、日本の時よりも人生が楽しくなるかもしれません。
アフターファイブが楽しめるようになるので、趣味や副業に取り組むことができ、選択肢が広がります。
まとめ
「意外と知られていない?日本人がアメリカに住むということ〜5つのメリット編」についてご紹介させていただきました。
② 実力主義でチャンスが多い
③ 日本のことを客観的に見れる
④ 他人から受けるストレスが減る
⑤ 適応力がついて考え方の幅が広がる
冒頭の繰り返しになりますが、どんな場所にも自分にとって「良い面」と「悪い面」があります。
メリットとして考えられることは、割とデメリットとの隣り合わせだったりもします。
例えば①の英語が練習できるという点は、語学力が伸びると捉えればメリットですが、日本語が話せないストレスがたまると捉えたらデメリットにもなり得ます。
海外移住というのはお金も時間も労力もかかることで、誰もが簡単にできることではありません。
実際に海外に出る前にインターネットで情報を集めて良い面も悪い面も想定しておけば、「思っていたのとは違った」というのを減らせるでしょう。
そうはいっても、同じ経験をしてもそれをどう感じるかは人によって違う面もあります。
ブログで読むのを何でも鵜呑みにせするのではなく、自分の目や耳で得た情報にも頼りながら考えていければいいと思います!
後悔のない人生を送れるように、「やってみたい」という自分の気持ちに正直にいきたいものですね。
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