ワーホリに行ってみたい!と思っている人はいますか?
私は学生の頃から興味があったワーホリに26歳のときに挑戦しました。
もしかすると年齢制限を過ぎてしまったので、行きたくても行けないという人もいるかもしれません。
そうなんです。
留学と違って、ワーホリには大体20代までの年齢制限があるのです。
もしあなたがワーホリに行ける年齢で、いくかどうか迷っているのなら挑戦するのがおすすめです。
人生で迷ったとき「行ってよかった」ということはあっても「行かなかったらよかった」という後悔は少ないのではないでしょうか。
目次
ワーホリ(ワーキングホリデー)の制度とは
ワーホリ(ワーキングホリデー)の制度をインターネットで検索すると、いくつもの国の名前がヒットするはずです。
簡単にいうとワーホリとは、2つの国同士の協定により「相手国で若者が一定期間生活できる特別なビザ」を各国1人1度のみ発行できるという取り決めです。
そして基本的に18−30歳までの年齢制限があります。
日本はおよそ30カ国の国や地域と協定を結んでいますが、需要と供給の関係により年間発給数が決まっている場合もあります。
詳細が気になった場合はこのようなページで詳しく見てみてください!
1カ国につき基本的に1度のみ発行できるビザだということと、年齢制限があるということがポイントです!
「ワーホリに行ってみたい」と思っているなら、行けるうちに行ってみることを強くお勧めします。
この記事では、26歳のときに台湾にワーホリした筆者が行ってよかったことをご紹介します。
① 現地で住んでみて、暮らしが自分に合うか試せた
私は台湾が大好きで旅行でも短期留学でも行ったことがあり、「将来必ず帰ってきて住んでみたい場所だ」と思っていました。
テレビやネットで情報を集め、よく台湾の様子を想像していました。
でも調べるだけでは実際の人々の暮らしや、町の様子は表面的にしかわかりません。
情報を集めて頭で考えるだけではその場所の本当の姿は見えてきません。
だからワーホリ制度を利用して、サクッと現地に行ってその暮らしを経験できたことはすごく良い体験となりました。
実際に住んでみてわかるその場所の良さや逆に予測していなかった大変な面もあります。
海外に留学や就職して移り住むのでは「合わなかったから帰る」ということはしにくいので、生半可な気持ちでは挑戦しにくいです。
でもワーホリ制度を使えば、お試しのような感覚でふらっと現地に出かけて、自分に合えば1年暮らしてみて、合わなければ国に帰る、ということができてしまいます。
すぐに帰ることによるペナルティーもないので、気楽に挑戦して自分に何が合っているのか見つけることができます。
② 語学力や対応力が格段に上がった
高いお金を払って留学しているのなら、生活について不安なことがあっても助けてくれる人が近くにいるかもしれません。
でもワーホリではビザを持って現地に渡ったら、基本的に自力で生きていかなければなりません。
学校を探し出して自分で申し込みをして入学するのも自己責任でとなります。
となると、現地に渡っていきなり何もかも情報を自分で得る必要があるということです。
台湾での私の経験談で言うと住むための家も決めずに台湾に渡ったので、1ヶ月間AirBNBで隔離している間に中国語の掲示板にアクセスしたり台湾人の友達に情報を聞きまくったりと自分で動いて良さそうな家を見つける必要がありました。
スマホの翻訳機能にもものすごくお世話になりました。
そうやって英語にしろ中国語にしろ、「生きるために言葉を使う」経験ができたことは人生の財産です。
そのときは何もわからないまま自分達で全てやってみなければならずそれはそれは大変でした。
でもおかげで日本にいて勉強してもなかなか身に付かなかった「拙い中国語とボディラングエッジを駆使してコミュニケーションを取る」態度を身につけられました。
現地に住んで自力で生活するということで、自分の適応力がわかります。
散髪屋に電話で予約を入れる、その場所のコロナ対策を自分で入手する、大家さんと家賃の交渉をする…
あげたらキリがないくらいさまざまな経験ができます。
日々生きているだけで、語学力とそれ以外にも持っている力を駆使して対応していく適応力が磨かれます。
1年という比較的短い期間で想像以上のスピードで自分が成長していることに気づくでしょう。
ワーホリ制度は外国人彼氏と一緒にその場所に住むためにも使えるからオススメ!
私が台湾にワーホリすることに決めた背景の一つに、彼氏と同じ場所にいくためということがありました。
当時はコロナ対策でビザを持たない外国人は日本に入って来れない状況でした。
同じように私も彼の国であるアメリカにも気軽に行けませんでした。
そんなとき彼氏と世界の情報を集めているうちに「自分の国でも相手の国でもない、第3の場所で会う」という話になりました。
彼が仕事を台湾でゲットして、私がそこにワーホリビザを使って日本から渡る、という方法をとったのです。
結果的にその決断は大正解でした。
私はワーホリビザだったので、将来の見通しがたたない中、お試しのような感じで台湾に出かけられたのでフレキシブルに対応できました。
彼ともお互いの国ではない場所で協力し合って生き抜かなければならず、今までよりも絆が深まりました。
国際恋愛で彼と一緒にいるための手段としてもワーホリはおすすめです。
外国人との国際恋愛に興味がある場合はこちらもどうぞ。
-
外国人男性にモテる「自立した女性」の3つの特徴〜毎日を楽しむことが近道!
続きを見る
③ 自由度が高く仕事や勉強や旅行なんでも挑戦しやすかった
ワーホリ期間中は、仕事や勉強や旅行に制限がなく自分の好きなようにカスタマイズできるのが大きなメリットです。
実際に現地に行ってみると、何をしたいか、何が実現可能かといったことは変わっていくものです。
そんなときにはじめから全て予約や申し込みを終えてしまっていると変更が難しいけれど、ワーホリならば「数ヶ月のことだけ決めてあとは現地に行ってから」ということができます。
ワーホリは語学学習をカスタマイズしやすいからオススメ!
そして現地に行ってからも時間が限られている分「やれるだけやってみよう」と集中して挑戦することができます。
私が台湾に行ったときにはまずは中国語学習に力を入れました。
「中国語圏に住んでこんなに中国語学習に集中できるのはこの1年しかない」という気持ちから、授業の予習・復習や宿題には力が入りました。
午前中は地元の大学附属の語学学校に通い、午後は仕事と中国語学習を自分でやっていました。
留学ビザの場合は週に何時間以上授業を受けないといけない、などといったルールがあることがありますが、ワーホリビザの場合はありません。
だから初めは1日3時間の授業だったのを様子を見て2時間に変えることに何も抵抗がありませんでした。
その分の時間でオンライン中国語を組み合わせて、個別指導も受けていました。
語学学校へのバスでの通学時間はアプリで短い時間でも中国語の勉強にあてていました。
そうやって学校に通って勉強していた分、アメリカ人彼氏よりも中国語ができたし、日本人で中国語の漢字を読んで意味が推測できるという強みもあったので、2人で出かけるときには必然的に私が中国語担当でした。
当時はがむしゃらに勉強している割に自分の中国語力の伸びをあまり感じることができないでいましたが、ワーホリを終えて台湾を去ってから中国語を聞いてそれまでと比べて格段に内容が理解できることに気付きました。
また少しの試験勉強で中国語の資格も中級レベルまでとることができました。
やはり現地でその言葉を勉強して暮らしの中で使う経験はワーホリだからこそマイペースに自分のやりたいようにできたのだと思います。
ワーホリは現地で働けるからオススメ!
例えばアメリカに留学できていたら週20時間まででしかもオンキャンパスなど限られた場所でしか働けない制限があります。
そういった制限がワーホリにはありません。
だから現地で履歴書を持ち込んでアルバイトをすることだってできます。
私の場合は、履歴書を持ち込んだりもしたけれど仕事探しが難航しました。
何度目かに断られたとき、コロナ禍で英語ネイティブでなくて中国語もペラペラとは言えない外国人を、雇う人は少ないかなあ…と気弱になりました。
台湾の中でも台北に住んでいたわけではなかったので、彼氏とは少し離れてしまうけど台北に行けば仕事が見つかるかも?それか片道1時間以上かけて台北に通うか?
と様々な考えが頭に浮かびました。
でもよくよく考えてみるとワーホリに挑戦した大きな理由の1つが、国を超えても今後彼氏と一緒に生きていけるかを試したかったということでした。
安易に住んでいた家から遠い場所に仕事をしに行って不便な暮らしになるのではせっかくの1年が勿体無いと思っていろいろ試行錯誤しました。
そんな中で、最終的に自分にあっていてうまく行ったのがオンラインで世界の人と繋がって仕事をすることでした。
オンラインの仕事ならば国を移動しても途切れることなく、安定してお金を稼ぎながら生活することができます。
クライアントさんとの関係も長く続けていくことができます。
日本に帰ってからもその仕事は続けていて、ワーホリ時代にアンテナを張ってその環境で自由に色々と挑戦していたから出会えた仕事が天職と思えるものでした。
「こんな生き方もあるんだ」と知れたこの経験が人生のターニングポイントにもなりました。
ワーホリは合法でその国に住める期間が決まっているため、いい意味で「限られた時間で次につながる何かを」とどんどん挑戦できます。
語学学校に通ったり、起業したり、旅行をしたりとやりたいことを追求しやすいです。
④ 金銭的な負担が少なく行きたい場所に行けた
ワーホリはお金に余裕がない場合にも好都合です。
ワーホリビザに縛りがないので、本人が希望しない限り学校に行く必要がないです。
つまり日本にいる間にしっかり勉強して現地に行けば、その言葉を話す友達を作ったり、街を歩いて生活したりしているうちにお金をかけずとも言語習得できるかもしれません。
向き不向きがあるので一概には言えませんが、言えることは、選択肢が無限にあるということはその分自由度が増すということです。
ビザにもかかるお金も最低限です。
台湾の場合はなんと無料で発券していただきました。
実質近くの領事館に行く交通費のみでビザがゲットできるなんてすごすぎです。
住む場所の縛りもないので、大都市を避けて地方に住むとか、シェアハウスに住むとかいくらでも工夫して家賃を抑えることもできます。
ワーホリで現地に住んでも当たり前ですがもちろん生きていくためのお金はかかります。
けれども「ビザの縛りがあるからここに行かなきゃ・住まなきゃ」というプレッシャーがなく、たくさんある選択肢の中で自分に合ったものを選べるので、金銭的な余裕も生まれます。
⑤ 行かなければ会えなかった人たちと会えたことで可能性が広がった
ワーホリで現地に行って活動的に行動したところで、そこでしか出会えなかった人たちに出会うことができました。
例えば通っていた大学附属の語学学校には、中米にあるベリーズという国から来ている留学生がいました。
それまでベリーズについて聞いたことがなかった私は、その人を通して「ベリーズも見てみたい。世界の自分がまだ知らない場所を見てみたい。」という気持ちになりました。
ワーホリで語学学校に行っていた期間のうち、クラスに4人しかいない時期がありました。
その当時のクラスメートたちと仲良くなりました。
そのクラスメートたちと私の彼氏とで「臭豆腐(チョウドウフ)」がトッピングにのったピザを食べに行ったのもよい思い出です。
彼氏の友達とみんなで台南で会って夜市に行ったこともありました。
異国でそこでしか出会えなかった人たちとの思い出は格別です。
そもそもワーホリという選択肢がなければ、アメリカ人彼氏とコロナ下で再会できなかったかもしれません。
ワーホリのおかげで新たな出会いがいくつもあり、そこからまた次への可能性が広がりました。
このワーホリ制度に感謝しています。
まとめ
「ワーホリに行って良かったこと」についてご紹介させていただきました。
② 語学力や対応力が格段に上がった
③ 自由度が高く仕事や勉強や旅行なんでも挑戦しやすかった
④ 金銭的な負担が少なく行きたい場所に行けた
⑤ 行かなければ会えなかった人たちと会えたことで可能性が広がった
ワーホリに行きたいと思っている28歳のAさんとBさんがいるとします。
Aさんは「いつかは海外に住んでみたい」と思っているのにも関わらず、いまの環境を変えることが怖い気持ちもあり、なかなか踏み切れずにいます。
インターネットでワーホリ特集を読んで「いいな」とは思いつつも、行動を起こすことを躊躇って気付いたらワーホリにいける年齢を過ぎてしまいました。
一方Bさんは「ワーホリに行きたい」と思い始めた頃から、自分でも制度を調べどの国に行きたいのか、そこに行って何に挑戦したいのか自分の気持ちと向き合いながら、計画的に準備しました。
翌年、満を辞してワーホリに挑戦し、忙しいながらも充実した日々の生活を送っています。
みなさんはAさんになりたいですか?Bさんになりたいですか?
悩んでいる間にも貴重な毎日は過ぎてしまいます。
「やりたい」「挑戦してみたい」と少しでも思ったのならば、その気持ちを大事に行動するのがおすすめです!
You Live Only Once (YOLO)ですから!
人生一度きり。楽しんだもん勝ちです!
☆ 外国人の友達が作りたいのだけど外国人とどこで出会えるのだろう。。。
★ 外国人との交流経験ないけど国際結婚したい!でも何から始めればいいのかわからない。。。
☆ 自分の運命の男性は外国人のような気がする。。。
こういったことでお悩みの方、相談したいことがある方はお気軽に無料メール相談をご利用ください。